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日本発! 「IPS」って何の略? “iPS細胞”は20周年ですが、30周年のアレの方です
出典: ASCII.jp (原典を開く)
ニュース概要(出典記事の要点)
液晶ディスプレーのスペック表でよく見掛けるアルファベット3文字「IPS」。製品情報ページを読む限り、どうも優秀な(?)液晶を指す単語っぽいのですが、どこがどう優秀なのでしょうか。
※ 上記は出典記事の要約です。本サイト独自の分析・背景解説は下記をご覧ください。
解説
テレビやパソコンの画面、スマートフォンなど、私たちの身の回りにはたくさんのディスプレイがあふれていますよね。そのスペック表を眺めていると、「IPS」なんていうアルファベット3文字を目にすることがよくあるかと思います。「IPS液晶」とか「IPSパネル」といった言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。一体、この「IPS」って何者なのでしょうか? もしかしたら、「iPS細胞」みたいに、すごい医療技術のこと?と思うかもしれませんが、実は全くの別物。今回は、この「IPS」が私たちの生活にどう関わっているのか、そのスゴさについて分かりやすく解説していきます。
まず、結論から言うと、「IPS」とは「In-Plane Switching」の略。これは、液晶ディスプレイの表示方式の一つなんです。液晶ディスプレイというのは、光を当てて、そこに特殊な液体(液晶)を挟んだパネルを通して色や明るさを調整することで映像を作り出しています。その「液晶をどうやって動かすか」という方法に、IPS方式というのがある、と考えると分かりやすいでしょう。
では、IPS方式の何がそんなに「優秀」と言われるのでしょうか? それは、主に「色の再現性」と「視野角」にあります。従来の液晶方式(TN方式など)に比べて、IPS方式は色がより鮮やかに、そして正確に再現される傾向があります。写真や動画を見る際に、元の色に近くてキレイな映像を楽しめるのは、IPS方式の得意とするところです。さらに、IPS方式の大きな特徴は、画面を斜めから見ても色が大きく変わらない「広い視野角」にあります。例えば、複数人で一つの画面を一緒に見るとき、端の方から見ている人でも、中央で見ている人とあまり変わらない色合いで見ることができるのです。これは、デザインの現場や、みんなで映像を楽しむといった場面で、非常に大きなメリットとなります。
もちろん、IPS方式にも弱点がないわけではありません。応答速度(映像の切り替わりの速さ)やコントラスト(明るい部分と暗い部分の差)といった点では、他の方式が優れている場合もあります。しかし、近年では技術の進歩によって、IPS方式の弱点もかなり改善されてきています。そのため、現在では、多くのスマートフォンやタブレット、そして高品質なパソコンモニターやテレビなどで、IPS方式が採用されることが増えているのです。身近な製品で「IPS」という文字を見かけたら、「あ、これは色のキレイさや、どこから見ても見やすいことを重視したディスプレイなんだな」と思っていただけると、製品選びの参考になるかもしれませんね。
今後の予測
IPS方式の液晶ディスプレイは、その優れた色再現性と広い視野角から、今後も私たちのデジタルライフにおいて重要な役割を果たしていくと考えられます。特に、高画質化が進むスマートフォンのディスプレイや、クリエイティブな作業を行うためのパソコンモニターでは、IPS方式の採用がさらに進むでしょう。
一方で、技術の進歩は止まりません。有機ELディスプレイのように、IPS方式とは異なる原理で映像を表示する技術も進化しており、より高いコントラストや応答速度を求めるユーザー層からの支持を集めています。将来的には、IPS方式が持つメリットと、有機ELなどの新技術が持つメリットを組み合わせたような、新しいディスプレイ技術が登場する可能性も考えられます。あるいは、IPS方式自体がさらに進化し、応答速度やコントラストといった弱点を克服することで、より多くの製品で標準的に採用されるようになるシナリオも十分に考えられます。私たちの目を楽しませてくれるディスプレイ技術の進化から、今後も目が離せません。
ニュースタイムライン
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参考引用
“IPS」って何の略? “iPS細胞”は20周年ですが、30周年のアレの方です
― ASCII.jp
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