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中小型の厳選注目株⑨インフレとインバウンド需要でリユース大手のトレジャー・ファクトリーが好調、M&Aも積極的 | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン
ニュース概要
キオクシアホールディングスやソフトバンクグループといった大型株の株価上昇が目立つ今、注目しておきたい中小型株はどこか。目利きに定評のある経済ジャーナリスト・和島英樹氏が厳選しました。
解説
最近、キオクシアやソフトバンクグループのような大きな会社の株価がぐんぐん上がっているのを目にすることが増えたかもしれません。
でも、投資の世界では、大きな会社だけでなく、もっと身近な「中小型株」にも目を向けることが大切なんです。これから注目したい、そんな中小型株を、経済ジャーナリストの和島英樹さんがいくつか選んでくれました。
今回、特に名前が挙がったのは「トレジャー・ファクトリー」という会社です。この会社、実は「リユース」、つまり中古品を買い取って、また売るというビジネスをやっているんです。最近の世の中の動きと、この会社のビジネスがどう関係しているか、見ていきましょう。
まず、世の中全体で「インフレ」、つまりモノの値段が上がっていますよね。それに加えて、海外から日本にやってくる観光客(インバウンド需要)も増えています。こうした状況は、トレジャー・ファクトリーのようなリユースビジネスにとって追い風になると考えられています。
なぜなら、モノの値段が上がると、新品を買うのが少し高く感じられます。そうなると、「まだ使えるきれいな中古品」に目が向く人が増えるわけです。さらに、旅行で日本に来た人が、日本ならではの掘り出し物を探したり、お土産を買ったりする際に、リユースショップを訪れるケースも考えられます。
トレジャー・ファクトリーは、こうした時代の流れをうまく捉え、業績を伸ばしているようです。さらに、この会社は新しいお店をどんどん増やしたり、他の会社を買収したり(M&Aといいます)といった、積極的な経営戦略もとっています。これは、会社の規模を大きくし、もっとたくさんの人にサービスを届けようという意気込みの表れと言えるでしょう。
大きな会社の株価も魅力的ですが、こうした中小型株の中にも、時代の変化を捉えて成長していく可能性を秘めた企業がたくさんあります。トレジャー・ファクトリーのように、私たちの身近な生活にもつながるビジネスをしている会社に注目してみるのも、投資の面白いところかもしれませんね。
今後の予測
トレジャー・ファクトリーのようなリユース大手は、今後もインフレやインバウンド需要の恩恵を受け続ける可能性があります。特に、サステナビリティ(持続可能性)への関心が高まる中で、新品を買うよりも中古品を選ぶという考え方が、より一層広まることも予想されます。そうなると、同社のリユース事業はさらに成長するかもしれません。
一方で、競合他社の動向や、消費者の価値観の変化も注視が必要です。もし、中古品よりも新品への関心が再び高まったり、リユース市場に新たな強力なライバルが登場したりすれば、事業環境は変わってくるでしょう。また、M&Aを積極的に行っているため、その統合がうまくいくかどうかも、会社の成長にとって重要なポイントになります。景気の変動や、人々の購買力の変化も、リユース品の需要に影響を与える可能性があります。これらの要素を総合的に見ていく必要がありそうです。
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“中小型の厳選注目株⑨
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