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経済2026/6/22 21:32:36
RBC、FRBの利上げには耐えられるが、多すぎると株価は下落する可能性

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RBC、FRBの利上げには耐えられるが、多すぎると株価は下落する可能性

出典: Bloomberg (原典を開く)

ニュース概要

RBCキャピタルマーケッツの米国株戦略リサーチ責任者であるローリー・カルヴァジーナ氏は、FRBが金利を引き上げるという懸念がある中で、米国企業の業績の好調さが株価を支えていると述べています。

解説

アメリカの株価が、このところの「金利が上がったらどうしよう?」という不安にもかかわらず、意外としっかりしているのはなぜか。その理由を、RBCキャピタルマーケッツのローリー・カルヴァジーナさんが解説してくれました。

ポイントは、アメリカの企業たちが、とっても頑張って利益を上げていること。たとえ金利が少し上がったとしても、企業がしっかり儲かっていれば、株価もそれに耐えられる、というわけです。これまでも、アメリカの企業は、景気が良くても悪くても、色々な工夫をして利益を出し続けてきました。この「稼ぐ力」こそが、株価を支える大きな柱になっているんですね。

ただ、カルヴァジーナさんは、いくらでも金利が上がって大丈夫、というわけではない、とも指摘しています。もし、FRB(アメリカの中央銀行)が、予想以上にガンガン金利を上げてしまうと、さすがに企業の利益も圧迫されて、株価も下がってしまうかもしれない、という懸念があるんです。

なぜ金利が上がると株価が下がるのか、ちょっと考えてみましょう。まず、企業がお金を借りるときのコストが上がります。そうなると、新しい事業への投資がしにくくなったり、すでに借りているお金の返済が大変になったりします。また、投資家がお金を借りて株を買う場合も、利息の負担が大きくなるので、株を買うのを控えたり、持っている株を売ったりする動きが出やすくなります。さらに、金利が上がると、国債など、リスクの低い金融商品で得られる利息も増えるので、「わざわざリスクを取って株を買わなくてもいいか」と考える人も出てくるでしょう。

これまで、FRBはインフレ(物価上昇)を抑えるために、少しずつ金利を上げてきました。多くの投資家は、そのペースなら企業も対応できると考えて、株価の大きな下落にはつながらない、と見ていたのです。しかし、もしインフレが予想以上にしつこく、FRBがもっと aggressive(攻撃的)に金利を引き上げざるを得なくなったら、株価にとっては大きな逆風となる可能性があります。

つまり、アメリカの株価は、企業の「稼ぐ力」という土台の上で支えられていますが、その土台も、FRBの利上げペースという「天候」次第で、揺らぐ可能性がある、というわけです。投資家たちは、企業業績とFRBの政策の両方を、これからも注視していく必要がありそうです。

今後の予測

今後のアメリカの株価は、FRBの利上げペースが最大の注目点となりそうです。もしFRBが、インフレの兆候を見ながらも、慎重かつ段階的な利上げを続けるのであれば、企業業績の好調さが株価を支え、緩やかな上昇、あるいは横ばいといった展開が期待できるでしょう。多くの企業がコスト上昇を価格転嫁でき、利益を維持できると見込まれるためです。

一方で、もしインフレが想定以上に高止まりし、FRBが断続的かつ大幅な利上げを余儀なくされた場合、株価は大きく調整する可能性があります。特に、金利上昇の影響を受けやすいテクノロジー株や、成長期待の高い企業などは、資金調達コストの増加や将来の利益の割引率の上昇により、売られやすくなるかもしれません。このシナリオでは、市場全体にリスク回避の動きが広がり、株価の下落につながることが考えられます。

また、アメリカ経済の景気後退(リセッション)のリスクも、FRBの利上げ判断に影響を与えるでしょう。もし景気減速の兆候が強まれば、FRBは利上げペースを緩めるか、一時停止する可能性もあります。そうなれば、株価にとっては一時的な安心材料となるかもしれませんが、経済の先行き不透明感から、引き続き不安定な動きが続くことも考えられます。投資家は、これらの複数のシナリオを念頭に置き、経済指標やFRBの声明を注意深く分析していく必要がありそうです。

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FRBの利上げには耐えられるが、多すぎると株価は下落する可能性

Bloomberg
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