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ファミマにセブン銀行のATM設置 チェーンの垣根越えた連携進む
出典: NHK ビジネス (原典を開く)
ニュース概要
コンビニ大手のファミリーマートは、セブンーイレブンを中心に導入されているセブン銀行のATMの設置を1日から始めました。キャッシュレス決済など金融サービスが多様化する中、チェーンの垣根を越えて連携を進める方針です。
解説
コンビニ業界に大きな変化が起きています。これまで、セブンーイレブンとファミリーマートは競合企業として、それぞれ独自のサービスを展開してきました。ところが今回、ファミリーマートがセブン銀行のATMを導入することで、この構図が変わろうとしているのです。
背景にあるのは、社会全体の「キャッシュレス化」です。スマートフォンでの支払いやクレジットカード利用が増える中、現金を引き出す必要性そのものが減少しています。そんな時代に、わざわざ特定のコンビニチェーンにしかATMがないという状況は、利用者にとって不便です。ファミリーマートのユーザーが現金が必要になった時も、セブン銀行のATMがあれば、わざわざセブンーイレブンに行く手間が省けます。
企業の視点からも合理的な判断です。金融サービス自体の競争力が低下する中で、競合企業同士が協力することで、双方のコンビニの利便性を高める戦略と言えます。ファミリーマート利用者が増えれば、ファミマの店舗価値も上がります。一方、セブン銀行にとっても、より多くの設置場所を確保でき、ATM利用者が増える可能性があります。
こうした動きは、コンビニ業界全体の競争が、単なる客数の奪い合いから、業界全体の効率性向上へシフトしていることを示しています。
関連データ
今後の予測
【シナリオ1:業界全体での協力拡大】 この取り組みが成功すれば、他のコンビニチェーン間でも同様の提携が広がる可能性があります。ローソンなどの他社も、利便性向上のため相手方のATMやサービス導入を検討するかもしれません。
【シナリオ2:デジタル化による必要性の低下】 ただし、キャッシュレス化がさらに進めば、そもそもATMの必要性自体が減少することも考えられます。その場合、今回の提携が限定的な意味に留まる可能性もあります。
【シナリオ3:新たなサービス競争へ】 ATMなどの基本インフラで協力する一方で、各チェーンは独自の付加価値サービス(オリジナル商品、ポイントプログラム、デジタル決済ツール)で差別化を図る競争へシフトしていくと予想されます。
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