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business2026/6/19 0:00:00
東京センチュリー・藤原社長CEO 協業で「オリックス超え」へ (編集長インタビュー)

東京センチュリー・藤原社長CEO 協業で「オリックス超え」へ (編集長インタビュー)

出典: 日経ビジネス (原典を開く)

ニュース概要

従来型のリース会社から脱却し、国際事業や環境インフラなど事業の多角化を進めてきた。外部資本を活用する「キャピタルライト」を掲げ、投資・事業運営能力を高める。多様なパートナーとの協業を軸にして、業界ナンバーワンを目指す。

解説

皆さんは「リース会社」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?おそらく、企業がコピー機や車などを借りる際に利用する会社、というイメージが強いかもしれませんね。しかし、いま、そのリース業界のトップランナーたちが、大きく姿を変えようとしています。

今回ご紹介する東京センチュリーも、まさにその最中にいる企業の一つです。彼らは従来の「モノを貸す」というビジネスモデルから一歩踏み出し、もっと幅広い分野で事業を展開しようとしています。例えば、海外での事業展開や、再生可能エネルギーのような環境に優しいインフラへの投資など、社会の大きな流れに乗った分野に力を入れているのです。

彼らが掲げるキーワードは「キャピタルライト」という考え方。これは、自分たちの資金だけで全てをまかなうのではなく、外部の投資家や金融機関など、様々なパートナーと協力して資金を調達し、事業を進めていく、という戦略です。例えるなら、自分たちだけで大きな船を造るのではなく、色々な船会社と協力して、それぞれの得意な船を出し合い、巨大なフリート(船団)を組んで世界中の海を航海するようなイメージです。こうすることで、より大きな事業に挑戦でき、リスクも分散できるというわけです。

この戦略の肝となるのが、「協業」です。単に資金を借りるだけでなく、それぞれのパートナーが持つ技術やノウハウ、顧客基盤などを組み合わせることで、一人ではできなかったような新しい価値を生み出そうとしています。例えば、IT企業と組んで最新のデジタルサービスを提供する、あるいは、海外の電力会社と組んで太陽光発電事業を立ち上げる、といった形です。

東京センチュリーは、こうした取り組みを通じて、業界内でのさらなる成長、ひいては業界トップの座を目指していると語っています。かつてのリース会社という枠を超え、まるで総合商社や投資会社のような顔も持ち合わせることで、社会の多様なニーズに応え、持続可能な社会の実現にも貢献しようとしているのです。これは、単なる企業の成長物語だけでなく、私たちが暮らす社会がどのように変化していくのかを示す、興味深い事例と言えるでしょう。

関連データ

東京センチュリーの主な事業分野
リース、オートリース、スペシャルティ(航空機・不動産・環境エネルギーなど)、国際事業
出典:東京センチュリー 公式サイト
2023年度の連結純利益(会社予想)
900億円
出典:東京センチュリー 2023年度決算短信
キャピタルライト戦略の目的
財務レバレッジの効率化、投資・事業運営能力の向上、事業リスクの分散
出典:日経ビジネス
協業の具体例
伊藤忠商事との連携強化、NTTとのデータセンター事業、日本航空との航空機リース
出典:各社IR資料・ニュースリリース

今後の予測

東京センチュリーが掲げる「オリックス超え」への道は、いくつかのシナリオが考えられます。

**シナリオ1:協業による事業領域の拡大と収益源の多様化が成功するケース** 多様なパートナーとの協業が順調に進み、新たなビジネスモデルが確立されれば、収益源はさらに多様化し、安定した成長が見込めます。特に、環境エネルギーやデジタルインフラといった成長分野での存在感を高められれば、企業価値は大きく向上するでしょう。この場合、単なるリース会社という枠を超え、社会インフラを支える総合事業会社としての地位を確立する可能性があります。

**シナリオ2:協業の難しさや外部環境の変化に直面するケース** 一方で、多くのパートナーとの協業は、調整の難しさや文化の違いといった課題も伴います。また、国際情勢の不安定化や金利の変動など、外部環境の変化が事業計画に影響を与える可能性もあります。もし協業がスムーズに進まなかったり、リスク管理が不十分だったりすれば、期待通りの成長は難しくなるかもしれません。その場合、事業ポートフォリオの見直しや、より慎重な投資戦略への転換が求められるでしょう。

**シナリオ3:特定の分野での強みを発揮し、ニッチトップを目指すケース** 「オリックス超え」という目標は大きいですが、無理に全ての分野でトップを目指すのではなく、航空機リースや再生可能エネルギーといった、東京センチュリーが特に強みを持つ分野に集中し、そこで圧倒的な存在感を発揮するという道も考えられます。この戦略が成功すれば、特定の市場において高い収益性とブランド力を確立し、結果として全体的な企業価値を高めることにつながるでしょう。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月9日

    オリックスの60代前半、バイスプレジデント級の年収は?【5000件の口コミ情報データ】 - ダイヤモンド・口コミ情報

    ダイヤモンド・オンライン

  2. 2026年6月14日

    人事の難題「適所適材」をAIが大変革 オリックス生命は配属先との相性分析 (ManAIgement(マネイジメント)~AIが革新する経営)

    日経ビジネス

参考引用

協業で「オリックス超え」へ

日経ビジネス

外部資本を活用する「キャピタルライト」を掲げ

日経ビジネス

多様なパートナーとの協業を軸に

日経ビジネス
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