
トランプ氏、証拠なく「破壊行為」のせいに - リフレクティング・プールが再び緑色に
ニュース概要
藻のような緑色の水と剥がれた青いペンキで、リンカーン記念館リフレクティング・プールは再び水を抜かれることになった。ドナルド・トランプ氏による1400万ドル以上の最近の改修にもかかわらずである。トランプ氏は、問題の原因は「破壊行為」にあると非難し、プールに350フィートの亀裂が意図的に入れられたと主張、複数の逮捕があったと述べている。
解説
アメリカのワシントンD.C.にある、リンカーン記念館の有名なリフレクティング・プール。あの、たくさんの人が記念写真を撮ったり、静かに水面を眺めたりする、あの場所です。ところが、このプールがまたしても、まるで抹茶のような緑色になってしまったそうです。さらに、プールの青いペンキも剥がれてしまっているとか。
驚くべきことに、このプールはつい最近、1400万ドル以上(日本円で約20億円以上!)をかけて大規模な改修が終わったばかりだというのです。それなのに、このありさま。一体どうしてこんなことになってしまったのでしょうか。
この問題について、ドナルド・トランプ前大統領は、ある見解を示しました。トランプ氏は、このプールの水が緑色になり、ペンキが剥がれた原因は「破壊行為」だと主張しているのです。具体的には、プールに350フィート(約107メートル)もの亀裂が意図的に入れられたとし、すでに何人かが逮捕されていると述べています。まるで、誰かがわざとプールを傷つけようとしたかのような発言です。
しかし、このトランプ氏の主張には、現時点ではそれを裏付ける証拠が示されていません。France 24の報道によれば、トランプ氏が指摘するような「破壊行為」があったという確かな証拠は、まだ公にはなっていません。プールの水が緑色になるのは、藻(も)の繁殖が原因であることが多いのですが、今回のケースで藻が原因なのか、あるいは別の理由があるのか、さらなる調査が必要なようです。ペンキの剥がれも、単純な経年劣化や水質の問題である可能性も考えられます。
せっかく多額のお金をかけてきれいになったはずのプールが、すぐにこのような状態になってしまうのは、多くの人にとって残念なニュースでしょう。特に、アメリカの象徴的な場所の一つであるだけに、その原因究明と、今後どうすればこのような事態を防げるのか、しっかりとした対応が求められます。単なる「破壊行為」だと断定するのではなく、専門家による冷静な調査が待たれます。
関連データ
今後の予測
今回のリフレクティング・プールの問題は、原因が藻の繁殖なのか、あるいは他の要因があるのか、まだはっきりしていません。もし藻の繁殖が原因であれば、水質管理や清掃の頻度を見直すことが必要になるでしょう。また、改修工事の際に、水質に影響を与えるような問題があった可能性も考えられます。専門家による詳細な調査が進められるはずですが、その結果によっては、さらなる改修や、プールの利用方法に関する見直しが行われるかもしれません。
一方、トランプ氏が主張する「破壊行為」説がもし事実であれば、それは単なる施設の老朽化や環境問題ではなく、人為的な犯行ということになります。その場合、警察による捜査が強化され、犯人が特定される可能性があります。しかし、現時点では証拠がないため、この線での進展は不透明です。
いずれにしても、この象徴的な場所が美しい状態を保つためには、長期的な視点での管理体制の構築が重要になってくるでしょう。多額の費用がかかる改修が、すぐにその効果を失ってしまうのは避けたいところです。今後の調査結果と、それに基づいた対策に注目が集まります。
ニュースタイムライン
2026年6月22日
トランプ大統領、リフレクティング・プール視察後、「直ちに」修繕工事を開始すると表明BBC World
2026年6月22日
トランプ米大統領「破壊行為」と憤り 肝煎り改修の人工池に藻が繁殖、塗装剥がれる時事通信
参考引用
“問題の原因は「破壊行為」にあると非難
― France 24
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