News in Focus
テクノロジー2026/7/2 20:12:00
ソラコム、アプリ不要・開発ゼロで「車のサポセン・エレベーター通話」を実現する新音声サービスを開始(ケータイ Watch)

画像: Unsplash

ソラコム、アプリ不要・開発ゼロで「車のサポセン・エレベーター通話」を実現する新音声サービスを開始(ケータイ Watch)

出典: Yahoo!ニュース IT (原典を開く)

ニュース概要(出典記事の要点)

ソラコムは、VoLTE技術を活用した音声接続サービス「SORACOM Air RTC Gateway」を7日から提供を開始する。 IoTデバイスの標準通話機能を活用するもので、閉域網での内線電話

※ 上記は出典記事の要約です。本サイト独自の分析・背景解説は下記をご覧ください。

解説

「もしもし?聞こえますか?」

エレベーターに乗っている時、万が一、閉じ込められてしまったら…。そんな時、スマホの電波が届かない、なんて経験をしたことがある人もいるかもしれません。

そんな不安を解消してくれるかもしれない新しいサービスが、ソラコムという会社から登場しました。

その名も「SORACOM Air RTC Gateway」。なんだか難しそうな名前ですが、一体どんなものなのでしょうか?

簡単に言うと、これは「スマホのアプリを使わなくても、開発もほとんどしなくても、電話がつながる仕組み」なんです。

普段、私たちがスマホで電話をかけるとき、実はVoLTE(ボルテ)という技術が使われています。これは、よりクリアで速い音声通話を可能にする技術です。ソラコムはこのVoLTEの技術を、特別な「ゲートウェイ」を通して、IoT(モノのインターネット)と呼ばれる、インターネットにつながる小さな機械たちにも使えるようにしました。

「IoTデバイスって、そもそも電話なんてできるの?」と思うかもしれません。でも、例えば、エレベーターの中にある緊急ボタンや、ビルの中にある監視カメラ、工場にある機械など、インターネットにつながる様々なものがありますよね。これらの「モノ」たちに、この新しいサービスを使うと、まるで電話のように音声でやり取りができるようになるのです。

特に注目したいのは、「閉域網での内線電話」という部分。

これは、インターネット全体につながるのではなく、特定の限られたネットワークの中だけで電話ができる、ということです。例えば、ある会社の中にたくさんのビルがあったり、工場の中にたくさんの機械があったりする場合、それらをすべてこのサービスでつなげれば、まるで部署内の内線電話のように、簡単にお互いに音声で連絡を取り合えるようになります。

しかも、すごいのは「開発ゼロ」で実現できるという点。これは、特別なアプリを作ったり、複雑なプログラムを書いたりする必要がない、ということです。既存のIoTデバイスが持っている「電話をかける機能」をそのまま、この新しい仕組みで使えるようにするイメージです。

これまで、IoTデバイス同士で音声でやり取りをしようとすると、専門知識を持った開発者が、たくさんの時間とお金をかけてシステムを組む必要がありました。でも、このサービスがあれば、もっと手軽に、もっと早く、音声でのコミュニケーションを取り入れられるようになるのです。

エレベーターの緊急通報はもちろん、介護施設での呼び出し、工場のオペレーターと現場の担当者との連携、遠隔地からの音声での指示など、その活用範囲は広がりそうです。私たちの生活の安全や、仕事の効率化に、静かに貢献してくれるかもしれませんね。

関連データ

サービス提供開始日
7日
出典:ケータイ Watch

今後の予測

この「SORACOM Air RTC Gateway」は、IoTデバイスに音声コミュニケーションという新たな可能性をもたらすサービスと言えるでしょう。

まず、最も期待されるのは、安全性と利便性の向上です。エレベーターの緊急通報システムのように、万が一の際に確実に音声で助けを呼べる環境が整備されることで、利用者の安心感は格段に高まります。

また、工場や建設現場など、騒がしい環境や電波の届きにくい場所での作業員同士の連絡、あるいは遠隔からの指示伝達においても、音声によるリアルタイムなコミュニケーションは、情報伝達のスピードと正確性を向上させる可能性があります。

一方で、このサービスが普及するためには、いくつかの課題も考えられます。

一つは、既存のIoTデバイスが、このサービスに対応できるかという点です。VoLTE技術や、それに準ずる音声通信機能を搭載しているデバイスがどれだけあるか、また、対応するためのソフトウェアアップデートが必要になるのかどうかは、普及のスピードに影響を与えるでしょう。

もう一つは、セキュリティの確保です。閉域網での利用が中心とはいえ、音声情報がやり取りされる以上、不正な傍受やなりすましといったリスクへの対策は不可欠です。ソラコムがどのようなセキュリティ対策を提供し、利用者がそれをどう設定・管理していくかが重要になります。

さらに、コスト面も無視できません。開発ゼロという手軽さは魅力的ですが、サービス利用料や、必要となるデバイス側の改修コストなどが、導入のハードルになる可能性もあります。特に、中小企業や個人事業主などが気軽に導入できるような、柔軟な料金体系が求められるかもしれません。

これらの課題をクリアし、提供される音声コミュニケーションの価値が、コストに見合うと判断されれば、私たちの身の回りの様々な「モノ」が、より賢く、より安全に、そしてより便利に進化していくきっかけとなるのではないでしょうか。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月25日

    ソラコムのAIチャットボット「Wisora」、人に対応を引き継げる「ハンドオーバー機能」を先行提供(クラウド Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  2. 2026年7月2日

    ソラコム、自社のクラウドモバイルコア技術を外部展開(ケータイ Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  3. 2026年7月2日

    ソラコム、アプリ不要・開発ゼロで「車のサポセン・エレベーター通話」を実現する新音声サービスを開始

    ケータイ Watch

  4. 2026年7月2日

    ソラコム、プロファイル管理基盤「SORACOM Connectivity Hypervisor」の商用提供を開始(ケータイ Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  5. 2026年7月2日

    ソラコム玉川社長「アフターAIの企業価値は“トークン資本”」にあり、AI活用レベルを上げる「安全な器」を提供へ(ケータイ Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  6. 2026年7月2日

    [石川温の「スマホ業界 Watch」]「LINE新機能」PayPay送金やショッピング強化の真意、消えゆく「シンプルUI」と広告・物販前提の未来

    ケータイ Watch

  7. 2026年7月3日

    Nothing、最大40%割引のサマーセール開催 Amazonプライムデーも7日~(ケータイ Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  8. 2026年7月3日

    ゆうパック10月値上げ、170サイズは最大20%増(PC Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  9. 2026年7月3日

    【今すぐ読みたい!人気記事】さすがMacBook Pro M5 Max!秒間100トークン超え、画像生成4.4倍でM5とProを蹴散らす - PC Watch

    PC Watch

  10. 2026年7月3日

    【今すぐ読みたい!人気記事】さよならレバー。 格ゲー界を席巻する「レバーレス」の歴史とおすすめ7選 - PC Watch

    PC Watch

参考引用

ソラコム、アプリ不要・開発ゼロで「車のサポセン・エレベーター通話」を実現する新音声サービスを開始

Yahoo!ニュース IT
🤖

記事AI質問チャット

PREMIUM

この記事についてAIが質問に答えます。背景・要約・影響まで深堀り。

ログインして利用

🛡️ 読者ファクトチェック0

読者が投稿し、管理者承認後に表示される事実確認情報

まだ承認済みのファクトチェックはありません。

ファクトチェックを投稿するには ログイン が必要です

このトピックをもっと読む

関連記事

こんな記事も読まれています

コメント (0)

コメント投稿にはログインが必要です。

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみましょう。

この記事について疑問がありますか?

事実誤認や不適切な内容について通報できます (要ログイン)。

異議申し立て・通報