News in Focus
テクノロジー2026/6/19 12:05:00
相手は宇宙飛行士!? 巧妙化するロマンス詐欺と、被害回復に付け込まれる二次被害に注意(INTERNET Watch)

画像: Pexels

相手は宇宙飛行士!? 巧妙化するロマンス詐欺と、被害回復に付け込まれる二次被害に注意(INTERNET Watch)

出典: Yahoo!ニュース IT (原典を開く)

ニュース概要

ロマンス詐欺の被害が、再び拡大しています。一時期はテレビ番組で頻繁に取り上げられましたが、最近は報道で見かける機会も減りました。しかし、手口はさらに巧妙になり、被害額はむしろ過去最悪に近い水準まで膨

解説

最近、テレビやニュースで見かけることが少なくなった「ロマンス詐欺」。もしかしたら、「昔流行った詐欺でしょ?」なんて思っている人もいるかもしれませんね。ところが、実態は全く逆なんです。

ロマンス詐欺は、その名の通り、恋愛感情や親密な関係を装って金銭をだまし取る手口です。昔からある詐欺ですが、ここ数年で手口が非常に巧妙になり、被害額が過去最悪に近い水準にまで膨らんでいることが明らかになっています。

なぜ被害が拡大しているのでしょうか?まず、詐欺師たちは、私たちが普段使っているSNSやマッチングアプリに潜んでいます。昔のように怪しいメールを送るだけでなく、本物のプロフィール写真や魅力的な経歴を偽造し、非常に自然な形で接触してくるのです。例えば、「海外で働く医者」「国連職員」「宇宙飛行士」といった、普段なかなか出会えないような魅力的な人物を演じ、ターゲットの心に入り込みます。

彼らは、すぐに金銭を要求するのではなく、時間をかけて信頼関係を築きます。毎日のようにメッセージを交換し、時にはビデオ通話で顔を見せることもあります(もちろん、それは詐欺師の仲間かもしれません)。そうして相手が「本当に特別な人だ」と感じ始めた頃に、「緊急でお金が必要になった」「投資で大儲けできる話がある」などと持ちかけ、送金を促すのです。

特に厄介なのは、一度だまされた人が、その被害を取り戻そうとして、さらに別の詐欺に遭ってしまう「二次被害」です。詐欺被害の回復を請け負うと謳う業者に相談した結果、さらに手数料をだまし取られたり、個人情報が悪用されたりするケースも増えています。被害に遭った人は、精神的にも追い詰められていることが多く、冷静な判断がしづらい状態にあるため、このような二次被害に遭いやすいのです。

私たちは、インターネットを通じて世界中の人と簡単につながれる時代に生きています。それは素晴らしいことですが、同時に、顔の見えない相手の言葉を鵜呑みにせず、常に慎重な姿勢を持つことが求められます。もし、SNSなどで知り合った人から金銭を要求されたら、すぐに誰かに相談してください。特に、海外の口座への送金を求められたり、一度も会ったことのない相手に大金を送るように言われたりした場合は、詐欺の可能性が高いと疑うべきでしょう。一人で抱え込まず、警察や消費者センターなど、信頼できる機関に相談することが大切です。

関連データ

ロマンス詐欺の被害額(2023年)
約177億円
出典:警察庁
被害件数(2023年)
約2,600件
出典:警察庁
被害者の平均年齢
50代〜60代が最多
出典:消費者庁
主な接触経路
SNS、マッチングアプリ
出典:国民生活センター

今後の予測

今後のロマンス詐欺は、さらに手口が多様化し、個人を特定しにくい匿名性の高いプラットフォームでの活動が活発になる可能性があります。AI技術の進化により、詐欺師が生成する偽のプロフィール写真や音声、動画の質が向上し、見破ることが一層困難になるかもしれません。

一つのシナリオとしては、仮想通貨を用いた詐欺がさらに増えることが考えられます。追跡が難しい仮想通貨は、詐欺師にとって魅力的な送金手段であり、被害回復をより困難にするでしょう。また、ターゲットの趣味や関心事を深く分析し、よりパーソナルな関係を装うことで、詐欺への抵抗感を低下させる「ターゲット型詐欺」が増える可能性もあります。

別のシナリオとしては、政府やプラットフォーム運営企業による対策強化が進むことで、一定の抑止効果が生まれることも期待されます。AIを活用した不審なアカウントの自動検知システムや、利用者が詐欺の兆候を報告しやすい機能が充実すれば、被害の拡大を食い止める一助となるでしょう。しかし、詐欺師も常に新しい手口を開発するため、いたちごっこが続く可能性が高いです。

ニュースタイムライン

  1. 2026年3月30日

    [記者会見等] 古川聡宇宙飛行士の記者会見

    JAXA

  2. 2026年6月5日

    NASAが漏洩のためSpaceXのドラゴンで宇宙ステーション宇宙飛行士を一時的に保護

    TechCrunch

  3. 2026年6月5日

    ISSで新たな空気漏れ、宇宙飛行士5人が一時退避(CNET Japan)

    Yahoo!ニュース IT

  4. 2026年6月18日

    相手は宇宙飛行士!? 巧妙化するロマンス詐欺と、被害回復に付け込まれる二次被害に注意【被害事例に学ぶ、高齢者のためのデジタルリテラシー】

    INTERNET Watch

参考引用

巧妙化するロマンス詐欺と、被害回復に付け込まれる二次被害に注意

Yahoo!ニュース IT
🤖

記事AI質問チャット

PREMIUM

この記事についてAIが質問に答えます。背景・要約・影響まで深堀り。

ログインして利用

🛡️ 読者ファクトチェック0

読者が投稿し、管理者承認後に表示される事実確認情報

まだ承認済みのファクトチェックはありません。

ファクトチェックを投稿するには ログイン が必要です

関連記事

こんな記事も読まれています

コメント (0)

コメント投稿にはログインが必要です。

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみましょう。

この記事について疑問がありますか?

事実誤認や不適切な内容について通報できます (要ログイン)。

異議申し立て・通報