News in Focus
business2026/6/12 6:00:00
健康のために飲んでいたのに…認知症リスクを高める「意外な飲み物」 - News&Analysis

健康のために飲んでいたのに…認知症リスクを高める「意外な飲み物」 - News&Analysis

出典: ダイヤモンド・オンライン (原典を開く)

ニュース概要

前回は、確かな研究報告をもとに「認知症リスクを下げる」飲みものを専門家が解説した。今回は逆に、「認知症リスクを上げる」飲みものを紹介しよう。多量摂取すれば糖尿病にもなりやすくなるため、全身の健康を守るためにもできるだけ避けたい。

解説

健康に良いと思って飲んでいたものが、実はそうでもなかったとしたら、ちょっとショックですよね。今回は、認知症のリスクを高める可能性のある「意外な飲み物」について、分かりやすく解説していきます。

前回は、体に良い飲み物の話でしたが、今回はその逆。特に注目したいのは、私たちが普段、何気なく口にしていることが多い飲み物です。結論から言うと、それは「砂糖がたくさん入った飲み物」のこと。具体的には、清涼飲料水や一部の缶コーヒー、スポーツドリンクなどがこれにあたります。

なぜこれらの飲み物が認知症のリスクを高める可能性があるのでしょうか。そのカギは「糖分」にあります。糖分を摂りすぎると、体内で血糖値が急激に上がります。この状態が長く続くと、糖尿病になりやすくなるだけでなく、脳の健康にも悪影響を及ぼすことが分かってきているんです。

脳は私たちの体の中でも特にエネルギーを消費する器官ですが、そのエネルギー源として糖分が使われます。しかし、糖分が多すぎると、脳の血管に負担がかかったり、炎症が起きやすくなったりする可能性があります。これが、長期的に見ると認知症のリスクを高める一因になると考えられているわけです。

「でも、喉が渇いた時に飲むとスッキリするし…」と思う人もいるかもしれません。確かに、一時的な満足感は得られます。しかし、健康を考えると、少し立ち止まって考えてみる価値はあります。例えば、スポーツドリンクは運動時の水分補給に良いとされていますが、一般的な運動量であれば、水やお茶で十分な場合が多いです。激しい運動で大量の汗をかいた時以外は、糖分が少ないものを選ぶのが賢明でしょう。

私たちの食生活は、昔に比べて格段に豊かになりました。その一方で、加工食品や飲み物に含まれる糖分の量は増える傾向にあります。コンビニエンスストアやスーパーマーケットで手軽に買える飲み物の中には、知らず知らずのうちに多くの糖分を摂取してしまうものも少なくありません。

大切なのは、完全に避けることよりも、「どんな飲み物を、どれくらいの量を飲むか」を意識することです。例えば、甘い飲み物が好きなら、たまのご褒美として楽しむ程度にする。普段は水やお茶、無糖の炭酸水などを選ぶようにする。こうした小さな心がけが、将来の健康を守ることにつながるはずです。私たちの脳は一生使う大切なもの。日々の選択が、その健康を大きく左右すると言えるでしょう。

関連データ

成人1日あたりの砂糖摂取量目安(WHO推奨)
25g未満(角砂糖約6個分)
出典:世界保健機関(WHO)
一般的な清涼飲料水(500ml)に含まれる砂糖量
約30〜60g(角砂糖約7〜15個分)
出典:日本食品標準成分表に基づく推定
糖尿病患者数の推移(日本)
約1,000万人(2019年時点、強く疑われる者)
出典:厚生労働省「国民健康・栄養調査」

今後の予測

今後の飲料市場では、消費者の健康志向の高まりを受け、低糖質・無糖の飲料の需要がさらに拡大すると予測されます。特に、健康意識の高い層だけでなく、一般的な消費者層においても「健康的であること」が商品選択の重要な要素となるでしょう。メーカーは、味の満足度を保ちつつ、砂糖の使用量を減らしたり、代替甘味料を工夫したりする技術開発に注力すると考えられます。

一方で、健康を謳いながらも、実際には多くの糖分を含んでいたり、別の添加物が多く含まれていたりする「隠れ高糖質飲料」への注意喚起も増える可能性があります。消費者側も、パッケージの栄養成分表示をより詳細に確認する習慣が広がるかもしれません。

長期的には、飲料メーカーは、単に「甘くない」だけでなく、「機能性成分」や「自然由来の素材」をアピールした製品開発を進めることで、多様なニーズに応えようとするでしょう。例えば、腸内環境を整える成分や、ストレス軽減に役立つ成分を配合した飲料などが、より一般的になるかもしれません。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月9日

    「認知症リスクを下げる」すごい飲み物・5選…コーヒー、紅茶と「さらにお勧めな一品」は? - News&Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  2. 2026年6月16日

    タイパ重視のはずが…脳の機能が衰えて「思考力が低下する」本末転倒な〈NG習慣〉3選 - News&Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  3. 2026年6月18日

    なぜ鉄道会社は「モノ言う株主」に狙われる?「東京ディズニー筆頭株主」も再び標的となるか - News&Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  4. 2026年6月18日

    中国の若者がモノを買えない「深刻すぎる事情」、習近平が頭を抱えた「不動産不況」の“その後” - News&Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  5. 2026年6月18日

    「積水・住友林業・大和ハウス…自由設計ならどこも同じ?」→住宅のプロが12社を比べて見えた意外な差 - Lifestyle Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  6. 2026年6月18日

    そりゃ「オリジン」の独り勝ちだわ…「ほっともっと」「ほか弁」 と明暗分かれた納得のワケ - News&Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  7. 2026年6月21日

    「みどりの窓口」に生成AI、新幹線は1分で発券…JR東日本「3つの乗車券改革」の最大の難関とは - News&Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  8. 2026年6月26日

    「20~40代」もダマされる!スマホSNS詐欺の悪質手口「詐欺というよりもはや洗脳」 - Lifestyle Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  9. 2026年6月26日

    LINEを見るとゾッとする…現役世代の資産をむしり取る「投資詐欺」のエゲツないやり口 - Lifestyle Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

  10. 2026年6月26日

    怪しいサギ電話を一発ブロック!警察庁がオススメする「2つのアプリ」 - Lifestyle Analysis

    ダイヤモンド・オンライン

参考引用

認知症リスクを高める「意外な飲み物」を紹介しよう。

ダイヤモンド・オンライン

多量摂取すれば糖尿病にもなりやすくなるため、全身の健康を守るためにもできるだけ避けたい。

ダイヤモンド・オンライン
🤖

記事AI質問チャット

PREMIUM

この記事についてAIが質問に答えます。背景・要約・影響まで深堀り。

ログインして利用

🛡️ 読者ファクトチェック0

読者が投稿し、管理者承認後に表示される事実確認情報

まだ承認済みのファクトチェックはありません。

ファクトチェックを投稿するには ログイン が必要です

関連記事

こんな記事も読まれています

コメント (0)

コメント投稿にはログインが必要です。

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみましょう。

この記事について疑問がありますか?

事実誤認や不適切な内容について通報できます (要ログイン)。

異議申し立て・通報