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テクノロジー2026/6/19 18:53:42
PayPay、送金受け取りで本人確認を必須に 送金詐欺の対策強化(ITmedia Mobile)

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PayPay、送金受け取りで本人確認を必須に 送金詐欺の対策強化(ITmedia Mobile)

出典: Yahoo!ニュース IT (原典を開く)

ニュース概要

PayPayは、6月18日にPayPay残高を受け取る際の「請求リンク作成」「マイコード表示」の利用へ本人確認(eKYC)を必須化した。 以下の機能では、PayPay残高の受け取りに本人確認(e

解説

スマホ決済サービス「PayPay」が、送金を受け取る際のルールを厳しくしました。具体的には、誰かからPayPay残高を受け取る時に、これまでは不要だった「本人確認」を必ず行うように変更したのです。

この変更は、6月18日から始まりました。対象となるのは、「請求リンク作成」や「マイコード表示」といった、他の人からお金を受け取るための機能を使う場合です。これまでは、これらの機能を使っても本人確認なしでPayPay残高を受け取ることができました。しかし、今後は運転免許証やマイナンバーカードなどを使って、自分が誰であるかを証明する手続き(「eKYC」と呼ばれる、オンラインで完結する本人確認のことです)を済ませていないと、お金を受け取ることができなくなります。

なぜこのような変更が行われたのでしょうか?一番大きな理由は、「送金詐欺」などの犯罪対策を強化するためです。最近、SNSなどを通じて「お金を振り込んでくれたら、倍にして返す」といった甘い言葉で、PayPayなどの決済サービスを使った詐欺が増えています。詐欺師は、本人確認が不要なアカウントを使い、被害者からお金を受け取ってすぐに別のアカウントに送金したり、現金化したりして足取りをくらませることがあります。本人確認を必須にすることで、もし犯罪に使われたとしても、誰がそのお金を受け取ったのかを特定しやすくなり、詐欺を未然に防いだり、犯人を捕まえたりしやすくなる、というわけです。

私たち利用者にとって、この変更はどのような影響があるでしょうか?まず、これまで本人確認をしていなかった人は、誰かからPayPay残高を受け取りたい場合、事前に本人確認を済ませる必要があります。これは少し手間が増えることになります。しかし、その手間と引き換えに、PayPayをもっと安全に使えるようになるというメリットがあります。知らない人からの送金詐欺に巻き込まれるリスクが減ったり、万が一トラブルが起きた際に、サービス運営側が迅速に対応しやすくなったりすることが期待されます。

PayPayだけでなく、他の多くの決済サービスも、犯罪対策として本人確認の強化を進めています。これは、デジタル化が進む現代において、お金のやり取りが便利になる一方で、それを悪用しようとする動きも増えていることの裏返しとも言えます。私たちは、安全にサービスを利用するためにも、こうしたルールの変更を理解し、適切に対応していくことが大切です。少し手間が増えるかもしれませんが、私たちの財産を守るための大切な一歩なのです。

今回のPayPayの対応は、利便性と安全性のバランスをどう取るかという、デジタル決済サービスが常に抱える課題への一つの答えと言えるでしょう。利用者としては、少しの不便さを受け入れつつ、より安全なサービス環境が整うことを歓迎したいですね。

関連データ

PayPayの国内利用者数
6,100万人以上(2023年10月時点)
出典:PayPay公式サイト
PayPayの加盟店数
470万カ所以上(2023年10月時点)
出典:PayPay公式サイト
オンライン本人確認(eKYC)市場規模
2022年度は76億円、2027年度には180億円に拡大予測
出典:株式会社富士経済「オンライン本人確認(eKYC)関連市場の現状と将来展望 2023」
キャッシュレス決済比率(日本)
36.0%(2022年、政府目標2025年までに4割程度)
出典:経済産業省「2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました」

今後の予測

今回の本人確認必須化は、PayPayのサービス運営において、より安全な環境を構築するための重要な一歩です。短期的には、本人確認が未完了の利用者から「送金を受け取れない」という問い合わせが増える可能性があります。特に、友人間のちょっとしたお金のやり取りや、フリマアプリでの決済などでPayPayを利用している層にとっては、急な本人確認の手間がストレスになるかもしれません。しかし、長期的には、サービス全体の信頼性が向上し、より多くのユーザーが安心してPayPayを利用できるようになるでしょう。

今後のPayPayの動きとしては、本人確認の手続きをさらに簡素化したり、本人確認済みのユーザーに対する特典を設けたりすることで、利用者の負担軽減と本人確認の促進を図る可能性があります。また、他の決済サービスも同様の対策を強化していくことが予想され、業界全体として詐欺対策の基準が引き上げられていくでしょう。これにより、デジタル決済市場全体の健全性が高まる一方で、本人確認ができない層(例えば、外国人観光客など)へのサービス提供方法に新たな課題が生まれる可能性も考えられます。

さらに、ブロックチェーン技術を活用した「分散型ID(DID)」のような、より強固でプライバシーに配慮した本人確認システムの導入も、将来的には検討されるかもしれません。これにより、利用者自身が自分の個人情報を管理しつつ、必要な時に安全に身元を証明できるような、次世代の本人確認の形が生まれる可能性も秘めています。デジタル決済の安全性は、今後も進化し続けるテーマとなるでしょう。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月15日

    AIエージェントが即本人確認、YC発・双子エンジニアが挑む新KYC「Didit」——YCや福山氏らから600万ドルシード調達

    THE BRIDGE

  2. 2026年6月15日

    [ITmedia エンタープライズ] 実はものすごく難しいデジタル社会の「本人確認」 パスキーとマイナンバーカードの狙いは?

    ITmedia 全カテゴリ

  3. 2026年6月17日

    NHK受信料、長期未収が6年ぶりに減少 対策強化で

    ASCII.jp

  4. 2026年6月17日

    NHK受信料、長期未収が6年ぶりに減少 対策強化で(アスキー)

    Yahoo!ニュース IT

  5. 2026年6月18日

    PayPay、「請求リンク作成」は本人確認必須に 「マイコード表示」も 不正利用対策で(ITmedia NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

  6. 2026年6月18日

    PayPay、マイコード受け取りに本人確認必須化 不正利用対策を強化(Impress Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  7. 2026年6月19日

    FRB公表の規則案、ステーブルコイン発行体に銀行と同水準の本人確認を要求(NADA NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

  8. 2026年6月19日

    [ITmedia Mobile] PayPay、送金受け取りで本人確認を必須に 送金詐欺の対策強化

    ITmedia 全カテゴリ

  9. 2026年6月24日

    [ITmedia News] “PayPay送金詐欺”3カ月で22.4倍に急増 ゲーム・トレカサービスかたる新手口も

    ITmedia 全カテゴリ

  10. 2026年6月24日

    “PayPay送金詐欺”3カ月で22.4倍に急増 ゲーム・トレカサービスかたる新手口も(ITmedia NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

参考引用

PayPay残高を受け取る際の「請求リンク作成」「マイコード表示」の利用へ本人確認(eKYC)を必須化

Yahoo!ニュース IT
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