News in Focus
business2026/6/21 15:05:00
【脳の専門医が教える】健康診断のA判定は「たまたまの奇跡」? 認知症を防ぐために脳トレより先にすべき“意外なこと” - 脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術

【脳の専門医が教える】健康診断のA判定は「たまたまの奇跡」? 認知症を防ぐために脳トレより先にすべき“意外なこと” - 脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術

出典: ダイヤモンド・オンライン (原典を開く)

ニュース概要

「人の名前が出てこない」「今やろうとしたことを忘れた」――そんな日常の些細なもの忘れは、もしかすると脳からのSOSかもしれません。『脳の専門医が教える 100歳までボケない脳』(ダイヤモンド社)は、7000人もの脳を診察し、3000本以上の論文を読破した専門医が「一生ボケない脳のつくり方」を徹底解説した1冊。カギとなるのは、脳の免疫細胞「ミクログリア」。

解説

「あれ、あの人の名前、なんだっけ?」「さっきまでやろうとしてたこと、何だったっけ?」

日常生活でこんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。特に年齢を重ねると、「年のせいかな?」と軽く考えてしまいがちですよね。しかし、脳の専門家によれば、こうしたちょっとした物忘れが、実は私たちの脳からの「SOSサイン」かもしれない、という指摘があります。

今回ご紹介する専門家の解説は、単なる「脳トレをしましょう」といった話ではありません。もっと根源的な、私たちの脳の健康を支える「ミクログリア」という細胞に注目しています。ミクログリアは、脳の中にある免疫細胞の一種で、例えるなら脳の中の「お掃除屋さん」や「パトロール隊員」のような存在です。普段は脳の健康を保つために、不要なものを片付けたり、異常がないか見回ったりしています。しかし、このミクログリアの働きが乱れると、脳の炎症が起きやすくなり、それが認知機能の低下につながる可能性があるというのです。

これまでの認知症予防というと、パズルを解いたり、新しいことを学んだりする「脳トレ」が注目されがちでした。もちろん、それらも無駄ではありません。しかし、専門家が指摘するのは、その前に「ミクログリアがきちんと働ける環境を整えること」の重要性です。健康診断で「A判定」が出たとしても、それは一時的な結果に過ぎず、日々の生活習慣こそが、長期的な脳の健康を左右する、という見方もできるでしょう。

では、具体的に何をすればいいのでしょうか?それは、意外なほど私たちの身近な生活習慣に関わってきます。例えば、質の良い睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、そしてストレスを上手に管理することなどです。これらは、ミクログリアが健全に活動するための「土台」を築くことにつながります。脳の健康を維持するためには、特別なことばかりに目を向けるのではなく、まずは基本的な生活習慣を見直すことが、遠回りのようで一番の近道なのかもしれません。

私たちの脳は、私たちが思っている以上にデリケートで、日々の積み重ねが大きく影響します。物忘れを「年のせい」と片付けるのではなく、脳からのメッセージと捉え、ミクログリアという脳の守り神を味方につける生活を始めてみませんか。それは、単に認知症を予防するだけでなく、毎日をより活動的に、そして生き生きと過ごすための第一歩になるはずです。

関連データ

日本における認知症患者数
2025年には約700万人(65歳以上の約5人に1人)と予測されている
出典:厚生労働省
認知症の原因疾患で最も多いもの
アルツハイマー病(約6割を占める)
出典:国立長寿医療研究センター
ミクログリアの働き
脳内の老廃物除去、神経細胞の保護、炎症反応の調整など
出典:神経科学分野の専門論文
健康的な生活習慣と認知症リスク
規則的な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠などが認知症リスクを低減する可能性が示唆されている
出典:WHO(世界保健機関)

今後の予測

今後の認知症予防に関するアプローチは、より個別化され、生活習慣全体を包括的に捉える方向へ進化していくでしょう。単一の「特効薬」や「脳トレ」に頼るのではなく、個々人の遺伝的要因、生活環境、既存疾患などを考慮したテーラーメイド型の予防策が主流になる可能性があります。

また、ミクログリアのような脳内の免疫細胞に関する研究はさらに進み、その働きを最適化するための新たな介入方法が発見されるかもしれません。例えば、特定の栄養素や腸内環境の改善がミクログリアの機能に影響を与えるといった知見が深まり、食事やサプリメントを通じた予防戦略がより具体化することも考えられます。

一方で、ウェアラブルデバイスやAI技術を活用した早期発見・早期介入の動きも加速するでしょう。日常の物忘れのパターンや睡眠の質、活動量などをデータとして蓄積し、認知機能のわずかな変化を捉えることで、個々人に合わせたアドバイスや介入をタイムリーに行うことが可能になるかもしれません。これにより、認知症の発症を遅らせたり、症状の進行を緩やかにしたりする効果が期待されます。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月3日

    【脳の専門医が教える】なぜ脳は静かに衰えるのか? 認知症へのカウントダウンを早める絶対NGなこと - 脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術

    ダイヤモンド・オンライン

  2. 2026年6月7日

    【脳の専門医が教える】「血圧上が140」を放置する人に迫る、認知症リスクの危険 - 脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術

    ダイヤモンド・オンライン

  3. 2026年6月13日

    【脳の専門医が教える】なぜ高血圧の放置で認知症リスクが高まるのか? 根拠のない噂を信じて脳を自ら殺す、残酷なワケ - 脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術

    ダイヤモンド・オンライン

  4. 2026年6月18日

    【脳の専門医が教える】認知症を防ぐ、あまりにシンプルで意外な対策 - 脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術

    ダイヤモンド・オンライン

  5. 2026年6月26日

    【脳の専門医が教える】脳トレより先に血圧を測ろう…100歳まで「認知症」にならず冴えた頭で生きる最強の習慣 - 脳の専門医が教える 100歳までボケない脳 「ミクログリア」が味方する6つの習慣術

    ダイヤモンド・オンライン

参考引用

「脳の免疫細胞「ミクログリア」」

ダイヤモンド・オンライン

「健康診断のA判定は「たまたまの奇跡」?」

ダイヤモンド・オンライン
🤖

記事AI質問チャット

PREMIUM

この記事についてAIが質問に答えます。背景・要約・影響まで深堀り。

ログインして利用

🛡️ 読者ファクトチェック0

読者が投稿し、管理者承認後に表示される事実確認情報

まだ承認済みのファクトチェックはありません。

ファクトチェックを投稿するには ログイン が必要です

関連記事

こんな記事も読まれています

コメント (0)

コメント投稿にはログインが必要です。

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみましょう。

この記事について疑問がありますか?

事実誤認や不適切な内容について通報できます (要ログイン)。

異議申し立て・通報